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レストア素材②|Sony D・D Liberty V950 ソニー リバティーシリーズ最高峰!!

こんにちは。
ここでは素人の私がジャンク品をレストアし、その記録を残していくブログです。
成功は勿論、失敗も残していくつもりなので、何かの参考になるかどうかわかりませんが・・・・・
あくまでも、物忘れが加速してきたお年頃の私の備忘録ということで、ご理解ください。

早速ですが、ソニー リバティーのV-950といえばソニーリバティー史上「最高峰」といってもよく、私と同世代(アラフィフ)にとっては、憧れのミニコンポではないでしょうか?

このレストア素材は、このブログを開設したときの最終目標でもある「Sony LBV−950」です!

「Sony LBV−950」をレストアし完璧に仕上げる!!

これを最終目標に、いろいろな機器のレストアを記録していきたいと思います。

目次

レストア素材|Sony LBT-950の調達

今回、レストア素材となる「Sony LBT-950」をオークションサイトで購入しました!

ジャンクで安価なものをさがしていましたが、いきなり(レストアの)ハードルが高くなるのも・・・・・とも思い、そこそこのものを探し・・・・・見事落札。

SONY コンパクトステレオシステム Liberty LBT-V950

商品説明

オークションサイトの商品説明では、

  • 電源、作動確認済み
  • CDデッキはベルト交換済みだが、再生すると酷いノイズが入る
  • カセットデッキは数年前にベルト交換済み
  • その他、チューナー、グライコ、パワーアンプ及びスピーカーは音が出る
  • 取扱説明書、リモコン付き

ザックリ、こんな感じでした。

「CDデッキのノイズ」が原因なのか、同機の落札額としてはやや安めに落札できたのではないかと思っています。

商品の状態

落札後、1週間ほどで商品が届きましたので、各状態をチェックしていきます。

以下が、先ずは接続し、最初の状態確認です。
ちなみに電源はすべて正常に入る状態でした。

各ユニット状態
チューナー ST-V950
(****93)
チューニング等正常
プリメインアンプ TA-V950E
(****35)
表示は正常に点灯
エフェクトも正常にかかり、チューナーとカセットデッキでの音出しも問題なし
CDプレーヤー CDP-V950
(****54)
トレイ開閉は正常
CD読み込み問題なし
再生するとノイズが発生
カセットデッキ TC-V950
(シールなし)
A・B共に自動で開閉
A・B共に正常に再生
A側キャプスタンの回転音が少し気になる時がある
パワーアンプ TA-V950N
(****07)
音は正常に出力
スピーカー SS-V950AV
(****85,****86)
音は正常に出力
その他
リモコンRM-P750

フラットコード
取扱説明書

リモコンが別機種のもの…
でも、通常の操作に問題なし
断線など無く正常に接続

機能面では、CDプレーヤーのノイズ以外大きな問題は無いようです。
ただ、輸送中の問題か、5段に積んだデッキの重さで「CDプレーヤー」「カセットデッキ」と「パワーアンプ」の筐体が潰れ変形したため、まともに積み上げられなくなっていました。(このときの写真は撮っておらず、残っていないのが残念.....)

筐体の凹み補修

レストアというほどではありませんが、先ずはこの凹みを修正していこうと思います。

各筐体とも側面のネジ4本(左右2本ずつ)を取るとカバーが外せます。

凹んだ天板とベースの足部分の変形を直していきます。

パワーアンプの天板

ただ、一度曲がったものを完全にフラットに戻すのは難しいですが、一応5段積み上げても傾かない程度には補修できました。

CDデッキなどは、足部分も問題なく見えるので、そのまま押さえるだけである程度は戻せますが、一番下にあり変形の酷かったパワーアンプは、足部分に電源コイル、基板があり真上から押さえることができず、手持ちの工具をあれこれ駆使してなんとか戻した、という感じでした。

パワーアップ TA-V950N
パワーアンプ(TA-V950N):赤矢印の下に足が…
それにして、中にあるSONYの文字がカッコ良い!

当然のことですが、カバーを外して中身を露出させて作業するため、基盤や配線などを傷つけたり破損してしまわないように注意は必要です。

リモコンが・・・

付属しているリモコンがV950用ではなくV750用でした。

ボタンの種類が多少異なりますが、基本の操作には問題がないので、とりあえずは良しとします。

35年前のリモコンですが、今のテレビも操作ができるので優れものです。

CDプレーヤー「CDP-V950」を確認

CDプレーヤーCDP-V950以外は大きな問題がなく、このセットではCDプレーヤーの「ノイズ」が一番の問題です。

この「ノイズ」の解消が本格的なレストアの第一歩というところでしょうか。

先ずは、両サイドのネジ4本を外し、中を見ていきます。

CDプレーヤーの中身

本体を開けると大きく分けて3つのユニットに分かれています。
メインの基板、CDを読み込むユニットと液晶・操作部分の基板があります。

CDP-V950 内部

内部スペースには余裕があり、触りやすいのではないかなという印象です。
ただ、配線や基板を触るの初めてといっても良いので、慎重に探りながら見ていきます。

3つのユニットの機能を考えると、ノイズが出る原因があるとすれば、メイン基板かCD読み込みユニットではないかなと思われます。

液晶・操作部分の基板は、まさに液晶を表示させ、再生などの操作をするためのものなので音には影響はないでしょう。
従って、「メイン基板」と「CD読み込みユニット」を見ていくようにします。

CDプレーヤーのノイズの原因

具体的な根拠はありませんが、なんとなくこのような「ノイズ」は電気的な要素が強いのではないかなと考え、まずは電源部分の載るメイン基板をひとと通り見てみます。
しかしコンデンサのパンクやハンダの割れなどはないようです。
その他「ここが!」という異常箇所は・・・・・正直ワカリマセン(汗)

いかんせ素人なので何が正常で何が悪いのか、イマイチわかりません。

それでもノイズが入るとすれば電源部分が怪しいと思い込み、なんだか汚れているような気がしたコイル周りの「フラックス汚れ(?)」のようなものを取り除き掃除をしてみました。

ただ、特に変化はありませんでした。
最初から付着しているものであれば、それが原因で途中からノイズが出始めることはないでしょうから、これではない・・・・・ということです。

現段階で、これ以上のことを「メイン基板」ではできそうにないので、次に怪しい「CD読み込みユニット」をチェックしてみることにします。

CD読み込みユニットの確認

CDトレーの開閉は正常で、CD読み込みも問題なく行われます。
ただ、読み込み部分には基板もあるため、これらの部分が電気的な不具合で「ノイズ」が?と、考え基板を確認しますが、やはり「これだ!」という不具合個所は見当たりません。

レンズも専用クリーナーなどはないので、綿棒で軽くふき掃除程度で様子を見ますが、変化なし。
ただ、ここに不具合があれば、「ノイズ」ではなく、そもそも読み込まないのでは?とも思います。

現状、ノイズの原因は・・・・・ワカラナイ。という状態です。

トレー駆動用のゴムベルトが気に・・・

CD読み込みユニット部分を色々と確認していると、「ノイズの原因」以外で気になるところが目につきました。

購入時の商品説明では、「数年前に交換済み」とありましたが、トレイ駆動用のゴムベルトを見てみると表面に白い斑点と細かいひび割れが発生しています。

現状作動には問題ありませんが、これから長く使うことを考えれば、交換しておくのがベストでしょう。

・・・ということで、さっそくベルトのサイズを確認し、ネットで探し注文します。

CDP-V950のベルトサイズ:Φ40×T1.6

コムベルトが届けば交換!です。

交換の様子は、またいずれ他のページで記録していきます。

このページのシメ

今回は、レストア素材「Sony LBT-V950」をの現状をざっくりと記録してきました。

一番の問題はCDプレーヤーのノイズですが、これをクリアすれば、とりあえずは使えそうなので、まずはゴムベルトを交換、そして、ノイズの原因究明を行っていきたいと思います。

ただ、素人ではこの「原因追及」が難しいのです。
実際「原因」がわかれば修理自体はそれほど難しくない、なんてこともよくあります。
ただ、何が正常で、何が悪いのかが素人では判断がつき難い・・・・・であれば、比較対象を持つのも一つの方法ということで、ジャンク品でも良いので、比較できる個体の入手を検討してみます。

このブログは、あくまでも物忘れがひどくなってきた素人のおじさんが、忘れないように書き留めていく・・・「備忘録」なので、失敗も成功も好き勝手に記録していきますので、ご了承ください。

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